マラソン大会に参加する度に、私たちは様々なことを考えます。特に冬場のマラソンでは、トイレのタイミングや補給、そしてペースの管理が頭の中を巡る重要なポイントです。しかし、走りながらあれこれ考えるのは難しく、情報が溢れる現代においては、逆に混乱を招くこともあります。
YouTubeなどの動画でよく見る「ホームの注意点」や「ストライド」、「着地位置」など、さまざまなテクニックについての情報は非常に参考になりますが、これらを頭に入れながら走るのは至難の業です。私自身、気を付けなければならないポイントは一つか二つに絞るのが限界だと感じています。そのため、これらの情報を全て取り入れようとするのは、逆に集中力を失わせる原因となってしまいます。
私が考えるべきポイントは、日々のトレーニングによって強化してきた背筋、腹筋、そして体幹を駆使し、力をうまく使いながら走ること。一つのコツを意識することが大切です。私にとって、そのポイントは「地面を蹴った足を出来るだけ早く再着地させる」こと。これに注力しつ、後半の足持ちや痛みの発生を抑えることで、走り続けることができています。
マラソン歴10年以上の経験から、マラソン中に考えることはたくさんありますが、実際に頭に留めておくべきことは限られています。これを通じて、自分なりのスタイルを確立し、より快適に走ることができるようになりました。
この内容が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。走ることを楽しみながら、シンプルな考え方でマラソンを駆け抜けていきましょう!

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